2023.08.15

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ウェブサイト制作の流れを3ステップで解説

ウェブサイト制作の流れを3ステップで解説

これからウェブサイトの制作を依頼しようと考えているけど、どのような流れで制作が進むのかまだはっきりとイメージできていない方のために、こちらの記事ではウェブサイト制作の流れを3ステップでご紹介します。

1. 企画・設計フェーズ

企画・設計フェーズでは、ヒアリングや調査分析を基にして、ウェブサイトのコンセプトや要件を具体化し、具体的なデザインや機能の設計を行います。

主に下記の内容で進めていきます。

1-1. ヒアリングをする

まず最初に、クライアントへのヒアリングを通じて要件を明確にします。クライアントのビジョン、目標、ターゲットなどについてお伺いし、クライアントの求めているものを理解します。

弊社でヒアリングしている内容は以下のとおりです。

・ウェブサイト制作の目的
・事業内容
・強み、特徴、アピールポイント
・掲載したい商品やサービス
・ターゲット(性別や年齢など)
・コンバージョン(期待する効果)
・必要な機能

1-2. 調査・分析をする

次に、関連する業界や競合他社のウェブサイトを調査・分析します。成功しているサイトの特徴やトレンドを把握し、競合の強みと弱みを把握します。これらの調査や分析によって、どんな訴求をしていったらよいか(サイトコンセプト)、サイトに必要なコンテンツはなにか(サイト仕様)を決めていくことになります。

1-3. コンセプトを決める

調査結果を基にして、ウェブサイトのコンセプトを決めます。これはブランドのイメージやメッセージを反映し、ユーザーエクスペリエンスを向上させるための基盤となります。デザインやコンテンツの方向性を具体的に決め、クライアントと制作側で認識の相違がないようにします。

1-4. 全体の仕様を決める(要件定義)

コンセプトが決まったら、具体的な要件を定義します。必要な機能やページ数、デザインの要素などを明確にし、開発の指針とします。これにより、プロジェクトのスコープを把握し、予算と時間を効果的に管理できます。

1-5. サイトの構造図(ワイヤーフレーム)を作成する

次に、サイトの構造を視覚化するためにワイヤーフレームを作成します。ワイヤーフレームは、コンテンツや機能の配置、ナビゲーションの流れなどを示した図です。これにより、ユーザーがサイトを効果的に操作できるように計画することができます。

2. 制作フェーズ

ウェブサイトの設計が決定したら、制作フェーズに入ります。
制作については制作会社側がメインで動くことになりますが、制作にあたり必要な情報を依頼者側が用意することもあるので、注意が必要です。

2-1. デザインを制作する

魅力的で使いやすいデザインを制作します。ユーザーが快適に閲覧できるように、ナビゲーションの使いやすさや視覚的な魅力を考慮しましょう。また、ブランドイメージに合わせた色合い、フォント、ロゴなどを使用し、一貫性のあるデザインを作り出します。

2-2. システム開発

デザインが決まったら、ウェブサイトの開発作業に取り掛かります。必要に応じて、HTML、CSS、JavaScriptなどのテクノロジーを使用して、ウェブサイトのフロントエンドとバックエンドを構築します。デザインとの整合性を確保し、ユーザーにスムーズな体験を提供するために、レスポンシブデザインやクロスブラウザの互換性にも注意して制作します。

2-3. 動作環境のチェック

ウェブサイトの開発が完了したら、動作環境のチェックを行います。さまざまなデバイス(PC、スマートフォン、タブレットなど)とブラウザ(Chrome、Firefox、Safariなど)での動作テストを実施し、デザインの整合性や機能の正常性を確認します。

3. 公開フェーズ

ウェブサイトを一般のユーザーに公開し、アクセス可能にする段階を指します。ウェブサイト公開までの一般的な制作期間は、2~3か月です。

3-1. リリース

ウェブサイトの完成を祝いましょう!リリース前に最終チェックを行い、ウェブサイトが正常に動作し、予定通りに機能していることを確認します。

3-2. リリース後の保守運用

ウェブサイトがリリースされたら、保守運用のフェーズに入ります。ウェブサイトの安定性、セキュリティ、パフォーマンスを維持するために、自社リソースで回していくのか、保守作業を外注するのかまで、考えておきたいところです。

以上が、ウェブサイト制作の流れの解説になります。
最後までご覧いただきありがとうございます。

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