2025.01.16
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WordPressをサブディレクトリにインストールするメリットと手順

多くの人がWordPressをウェブサイトのドメイン直下にインストールしますが、実はサブディレクトリにインストールすることにはセキュリティ対策や保守管理の面で大きなメリットがあります。今回は、WordPressをサブディレクトリにインストールするメリットと手順ついて解説します。
メリット
1. セキュリティ対策
WordPressをサブディレクトリにインストールすることで、攻撃や不正アクセスからサイトを守るための一層の安全性が確保されます。WordPressの脆弱性を悪用する攻撃を防ぐための第一歩です。
2. 保守管理がしやすい
サブディレクトリにインストールすることで、WordPressのアップデートやプラグインの管理が簡単になります。サブディレクトリ内のWordPressは独立して管理されるため、メインのサイトや他のコンテンツとの干渉を避けることができます。
駆け出しの方のほぼ100%がドメイン直下にインストールしている中、サブディレクトリにインストールすることでセキュリティと管理の面で大きなメリットを享受できます。
【手順】WordPressをサブディレクトリにインストールする5ステップ
1. サブディレクトリにWordPressをインストール
例:https://〇〇.com/サブディレクトリ名/
サブディレクトリ名は推測されにくいように注意しましょう。
2. WordPress管理画面からサイトアドレスを変更
管理画面にログインし、サブディレクトリ名を除いたサイトアドレスに設定します。
例:https://〇〇.com/
「設定」→「パーマリンク」→「変更の保存」をクリックします。
3. 「index.php」と「.htaccess」をコピー
サブディレクトリ内の「index.php」と「.htaccess」をドメイン直下のフォルダにコピーします。
4. コピーした「index.php」を編集
編集前:require dirname( FILE ) . ‘/wp-blog-header.php’;
編集後:require dirname( FILE ) . ‘/サブディレクトリ名/wp-blog-header.php’;
5. コピーした「.htaccess」を編集
「RewriteBase /サブディレクトリ名/」を「RewriteBase /」に変更します。
「RewriteRule . /サブディレクトリ名/index.php [L]」を「RewriteRule . /index.php [L]」に変更します。
これで、WordPressをサブディレクトリにインストールする準備が完了しました。
WordPressをサブディレクトリにインストールすることで、セキュリティと管理の面で大きなメリットを得られます。初心者から上級者まで、誰もが役立つ知識ですので、ぜひ活用してみてください。